こんにちは。
経理マンです。
経理の用語って全く分からない!
ましてや略されると呪文にしか聞こえない!
って方の為に今日は少し経理部内で飛び交う略語について
ご紹介してみようと思います!
これを覚えて出来るビジネスマンにステップアップや!
(生粋の東京人です)
それではさっそくいってみましょう!
略語①「くりけつ」
栗、、、?

尻、、、?
(固めのお尻かな?)
って驚愕した方。
経理マンと思考回路が一緒です!!
おめでとう!
あなたも上場企業の経理適性ありです!
じゃなくて
くりけつ。
果てしなく謎の言葉ですよね。
自分も初めて聞いた時は
栗と尻しか想像出来ませんでした。
だけど違います!
正式名称は
「繰越欠損金(くりこしけっそんきん)」
です!
繰越欠損金ってなによ?って方に簡単にご説明します。
簡単にいうと繰り越した赤字の事です。
赤字を繰り越すってどうゆう事?
って思うかもしれませんね。
事業をしていると
黒字の場合はその金額に応じた税金を支払う必要があります。
ただし、赤字を繰り越しておくと
例えば前期100万円の赤字があるとして
今期50万円の黒字が出ました。
このままだと税金を支払う事になると思いますが
繰越欠損金があれば、その繰り越した赤字分を使って
黒字を消すことが出来るのです。
黒字が無くなったら税金を支払う必要がなくなる。
前期
利益△100万円
今期50万円ー50万円(前期の赤字)=0円
という事です。
ザックリと説明しました。
略語②「かしびき」
これは意外と聞いた事いるかもしれないな。
菓子引き。じゃないですよ?
ってか菓子引きってなんだよ。
はい、これは
「貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)」
ですね。
貸倒引当金とは
損失になるかもしれない取引に対して
事前に備えとこうぜ!ってやつです。
これは決算の時に計上するのですが、
会計の原則の中に「費用収益対応の原則」とゆうのがあります。
売上に対応する費用は同じ期に入れなさいよ~
って事なんですが、
売上たのにそれが来期に損失になっしまったぜ!
って事が起きそうな時に貸倒引当金で事前に費用にしておこう!
という訳です。
そうすれば売上と費用が対応して
原則通りになりますよね?
ちょっと説明が難しいけどそんな感じ!
(なげやり!?)
略語③「ちょうまえ」
ちょんまげ!
次ーーーーー!
うそです、ごめんなさい。
ちょんまげ、板前、
って感じしませんか?(笑)
しませんね。
はい
「長期前払費用(ちょうきまえばらいひよう)」
です。
簡単に説明すると
1年以上かけて費用計上するものの事です。
一年以内の場合はただの前払い費用です。
実は会計用語って
1年未満と1年以上で結構言い方が変わるんです!
例えば
流動資産⇒1年未満
固定資産⇒1年以上
短期借入金⇒1年未満
長期借入金⇒1年以上
みたいな。
これによってその対象が
どれくらいの期間かがなんとなく判断できますよね!
うーーん
考えた人賢い!(笑)
略語④「けいつね」
どことなく強そう。
いやきっと強いよね。
「おい!けいつねさんが来たぞ!」

「お前らじゃけいつねさんには勝てねーよ」

「おらー!会計学園のけいつねはどいつだー!?」

的な。
強そうですねー
はい
「経常利益(けいじょうりえき)」
です。
経常利益(けいじょうりえき)
↓
経常(けいじょう)
↓
経常(けいつね)
です(笑)
経常利益とは
本業で稼いだ利益【営業利益】に
本業以外で稼いだものと、本業以外で損したものを
加算減算して求められる、その会社の稼ぐ力全体を見る事の出来る利益です。
売上
↓
売上総利益
↓
営業利益
↓
経常利益←ここ
↓
税引前当期純利益
↓
当期純利益
略語⑤「ゆうほう」
UFO!?
経理って宇宙も専門なの!?
って疑問が聞こえてきそうですな。
その通り!
だから経理マンは偉いんです!
ごめんなさい。
はい
「有価証券報告書(ゆうかしょうけんほうこくしょ)」
です。
上場企業が開示する書類の一つです!
作成するのが大変な書類です!
有報と監査のコンボは経理泣かせです。
忙しさに拍車をかけてます。
もうちょっと簡単にしてくれたらいいのに。
あとがき
みなさんいかがでしたか?
ただでさえ分からない経理の言葉が
余計分からなくなりましたね(笑)
次に経理部の人に会ったら
いきなり
「くりけつがさ~」
とか
「けいつねいくら?」
とか言ってコイツ出来る感をひしひしと出していきましょう~!
それだけで、ワンアップした感じです!
これからもどんどんみんなの知らない経理事情を紹介していきますー!
うざがらずにお付き合いください(笑)
ここまで読んで頂きありがとうございます。
経理マン
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